2015年12月25日金曜日

歯学部の現状と国家試験の厳しさと「自分の子供に対しての甘え」


歯学部の現状と国家試験の厳しさと「甘え」


歯学部1年~6年生の進級・CBT・歯科医師国家試験の
マンツーマン個別指導 東京デンタルスクール 岡田です。


歯学部の留年数が年々増加し進級の難関化、
CBTの合格率の引き上げ、歯科医師国家試験
難関化が進んでいます。


進級・卒業の難関化や
国家試験の合格率の低下は歯学部で顕著
薬学部や近年では医学部でも進級で留年という
ことも増えてきました



最近では医療系業界の各予備校の状況や
業界から様々な情報が入ってきます。


その中でよく耳にするのが
生徒はもとより保護者の過保護です。



これは医療業界に限らず、最近では
一般企業でも就職の面接の際、


面接会場に保護者は同伴しないように


という注意書きがあっても



保護者が就職の
面接に訪れたり、就職の際子供の良さを必死に
アピールするということです。



もちろん、上記では結果は不採用になるということが
多いということがこれは人事部門の担当者からすれば
当然の判断だと思います。


もちろん、皆が上記のようなわけではなく、
最近では小中学校の塾や学生でも
21~22時頃まで勉強を頑張っている子供が多くみられます。


対して、歯学部や医学業界では、不思議と


20歳を超えていたも



「うちの子供が心配だから20時や21時には塾を必ず出ないと」


ということも珍しくありません。




歯学部や医療系学部は6年制で、入試で
ストレートに入学しても大学5年生には23歳です。



一般企業では既に就職している年齢で、


もし職場していた場合



「うちの子供が心配だから20時には必ず職場を
出るように」といったことを保護者が会社に電話
をするということはもちろん、一般社会が認めません。





今の歯学部や様々な医療系学部の進級が年々難関化し、
努力が必ずしも実を結ばないことがあることも事実です。



しかし、この背景には生徒や保護者の甘えもあること
が多いことも事実です。



私が歯学部に入った10年以上前には歯学部は大人気で
数百人に数十人が合格という時代でした。



医学部、歯学部、薬学部
ともに非常に人気でそのため、入学後は皆必死に
勉強をしていて、大学も生徒や保護者に
対して非常に強気で厳しい対応でした。



先日、大学でピアスをしながら授業や実習をうけている
生徒がいるということを学校の講師より聞き、非常に驚きました。



現在では大学だけでなく、高校や中学校でも
この風潮は強いとのことです。



私の時代には、中学校の時代には整髪料をつけただけで、
髪をつかまれたまま給湯器まで行き、
頭を押さえつけながら洗われたり、
ポケットに手を入れただけで先生よりその都度
お叱りを受けるということが普通でした。


例えば歯学部でも高学年ではピアスはもちろん、
髪を染色していたりするだけででも院内実習を行っている
先輩や、先生方に厳重に注意をされるという時代でした。


上記はすべてが良いことではなく、
悪い風潮のこともありますが、今の歯学部の学生よりも
学生が院内生、そして、学校の講師陣にあこがれを持ち、
尊敬していたことが多いことも事実です。



東京デンタルスクールは勉強はもちろん、
生徒さんのメンタルのケア、そして一番重要視していることは



向上心と情熱を持つことです。



入塾した生徒さんは最初やる気がなくても、
入塾後1年後などは非常に考え方が変わり、
情熱あふれる生徒さんになることが多くみられます。



「うちの子供が心配だから20時には帰りたい」


「移動に30分はつらい」


「毎週、うちの子供が少しでも疲れたといった日は休ませてください」



という保護者は非常に多くみられます。


他の塾でも上記のような対応には苦慮しているとのことです。




まずはしっかりと子供に厳しく、



「留年してしまったのだから、少しの疲労で休むのではなく、
しっかりと勉強に行きなさい」



「20歳を超える成人なのだから社会に出たと思って
時間を気にせず行きなさい」



このような言葉を息子・娘にしっかりと伝えてほしいと思います。





このような厳しい言葉が時に


きっと生徒さんの先にふさがる
先の見えない「もや」を晴らすことがあるかもしれません。



自分の子供が自分の経営している歯科医院の
スタッフにいたら・・・と思って考えることが大切かもしれません。



医院でアルバイトの採用時に応募者の
保護者から「うちの子供を採用してください」


スタッフが朝来ず保護者から頻繁に
「少し疲れているから休みます」


非常に違和感があると思います。


歯科医院のアルバイトの女性たちは
20歳でもしっかりと院長のお注意を受け、
非がなくても時には患者に罵倒され、
それでも朝しっかりと起きて正直高額
とはいえない金額で日々頑張っています。



「子供に厳しく、他人(弱者)にやさしく」



このいわば武士道精神が今の歯学部に
求められているのではないでしょうか。






留年・浪人・国家試験に合格できない・・・



今一つ子供に対しての熱い気持ちが


曇っている「もや」もいずれ少しずつ晴れ、
先が見えてくるのではないかと思います。





今回は今予備校業界や、医療業界
で話題になっているテーマ「自分の子供に対しての甘え」
を扱ってきました。





塾長は日々、生徒さんにかかる「もや」を少しでも晴らしたい。

日々、熱いこの精神で運営しており、東京デンタルスクールは
東京はもちろん、口コミで全国からご来校を頂いております。



引き続き、講師一同 切磋琢磨していきたいと思います。


東京デンタルスクール

塾長 岡田優一郎 (歯科医師)

日本大学松戸歯学部卒業

学部長賞 受賞


塾長をはじめ東京デンタルスクールは口コミで東京・
埼玉・千葉・神奈川・千葉をはじめ、全国から
生徒さんが訪れます。
最近ではその熱い教育方針から
新聞や雑誌などでも取り上げられています。




東京デンタルスクール
メディカルスクール事務局
03-6807-1546

東京デンタルスクール 塾長 岡田です。