2015年2月5日木曜日

108回歯科医師国家試験 難易度・合格基準


108回歯科医師国家試験
~難易度と合格基準・領域ボーダー~


歯学部1年~6年生・留年生・国試浪人生のマンツーマン個別指導
東京デンタルスクール 塾長 岡田です。

東京デンタルスクール
http://dentist-school.com/


107回歯科医師国家試験で合格率は63.3%と低下し、


108回歯科医師国家試験は
歯科医師会のシミュレーションでは約53%と緊張の
中行われた印象深い歯科医師国家試験となりました。


107回国家試験では合格者約2000名、
108回では1800名との予想が一般的に
いわれている中での受験生は緊張の連続であったと思います。



今回の国家試験を迎えるにあたり、
各大学の卒業試験は合わせて厳しくなり、
卒業試験は約半数の合格という学校も増えてきました。




問題として108回の歯科医師国家試験では難関化という
方向性よりも基本的な問題に戻ったという印象
受験生は受けたではないかと思います。


たとえば
○○回 国家試験で正答になった答えと
△△回の答えを2個選択するというような問題が多々ありました。


前回の107回では難しい問題が相次ぎましたが
今回はいかにミスをしないか、しっかり覚えているかという
まさに原点回帰の問題となっています。



そのため、昨年のように不適問題などが多数出る
可能性は少ないと考えられています。



合わせて、今回の難易度は問題が平易であったという
105回歯科医師国家試験のイメージに近いといってよいと思います。



そのため、105回の合格基準に近い数値が
ボーダーになるではないかと受験生・予備校は分析しています。


105回歯科医師国家試験(目安)
必修  80.0%
A       66,1%
B    73.8%
C    64.0%



しかし、今回の108回国家試験ではさらに
合格者が減少すると考えると合格基準は上昇する可能性
が高いと考えられています。



受験生などでも下記のようなボーダーを想像される
方がかなり多いように感じます。



 108回 予想ボーダー
(105回国試をさらに人数で減少させた
場合の厳しい予想です)
また、近年ではグルーブ制なども採用されており、
合格発表の日までまったく合否の判定は不可能です。

必修80%?
A 70%??
B 74%??
C 70%??


上記はあくまで基本的な問題が多いといわれた
105回と現在の合格人数を考慮した数値ですので、
実際はかなり低い基準となる可能性や逆も考えられます。


合否が出るまでまったく先の読めない歯科医師国家試験。



厚生労働省では適正歯科医師増加人数として


1400名


としています。


歯科医師会では

年間新規参入歯科医師数は1,500名程度を上限

と厚生労働省に要望しています
(引用:厚生労働省ホームページリンク)




年々合格率は減り、おそらく1300人~1400人に
向かっていることは受験生は誰もが感じています。



今の国家試験は1度の努力が必ず報われる時代ではなくなりました。


合格発表までは何が起こるかわかりません。


今はただ待ち、ゆっくりと疲れを癒してください。






東京デンタルスクール 塾長 岡田
日本大学松戸歯学部 卒業
学部長賞・歯科医師



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