矯正歯科学 不正咬合
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今回のテーマは矯正歯科学 不正咬合です。
早速以下のオリジナル問題を解いてみましょう。
東京デンタルスクールオリジナル 咬合問題
以下より正しいものを2つ選択せよ。
a 転位では隣接する歯の位置の順序が逆になっている。
b 異常嚥下癖があると狭窄歯列弓となる。
c 空隙歯列弓は乳歯の多発した齲蝕で引き起こされる。
d 八重歯は高位唇側の上顎犬歯のことである。
e 歯列弓の大きさと舌、頬のバランスは大きく影響している。
・・・
・・・
・・・^^;
答えはb,eが正答です。
今回の矯正歯科学のテーマは不正咬合です。
まずaの問題では隣接する歯の位置に関する問題です。
ここでは移転と転位の違いが問われています。
移転は「2つの歯が入れ替わること」ですが、転移は
「違う場所に萌出することです」
名前は似ていますが、違います。
異常嚥下癖では頬粘膜が収縮して上顎の歯列弓は狭搾します。
多発する乳歯う蝕では歯が近心に移動しやすいので
スペースがなくなり、歯並びのスペースが狭くなります。
高位ではないので注意しましょう。定期テストなどによく出題されます。
頬粘膜と舌は互いにバランスを取り合って歯列が形成されています。
しっかりと覚えていきましょう!
矯正歯科学や小児歯科などが苦手で定期試験やCBT、
歯科医師国家試験の基礎問題・臨床実地問題が苦手などo(>_<;)o
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東京デンタルスクール 塾長
日本大学松戸歯学部卒業(歯科医師) 学部長賞
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