歯科薬理学
~定期テスト・CBT・国家試験対策~
薬理学 東京デンタルスクール
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<薬物療法の種類>
原因療法:抗生物質・抗ウイルス薬・重金属治療薬
対症療法:症状の緩和 NSAIDS等
補充療法:ビタミン療法など
予防療法:フッ化物歯面塗布など
緩和療法:癌治療における緩和療法
<投与方法>
問題)経口投与は初回通過効果を(受ける or 受けない)
問題)直腸投与は初回通過効果を(受ける or 受けない)
問題)インスリン投与は(皮下注射 or 静脈内注射)
筋肉内注射:三角筋・臀部筋など
舌下投与:ニトログリセリン(近年は投与方法が検討されている)
吸入投与:吸入麻酔薬など
直腸内投与:座薬。初回通過効果を受けない
初回通過効果:経口投与の場合には肝臓で初回通過効果を受ける。
<薬物動態学>
吸収と分布
問題)酸性の薬は(胃or小腸)で吸収され、塩基性薬は(胃or 小腸)で吸収
問題)(イオンor非イオン)物質が生体膜を通過しやすい
問題)(解離・非解離)物質が通過されやすい
代謝
酸化:チトクロームP450
加水分解:エステル型の麻酔薬
抱合:グルクロン酸抱合(脂溶性を水溶性に変える)
プロドラッグ:投与時は非活性化で、その後活性化される
排泄
排泄は腎臓が基本。その他、胆汁や唾液。
唾液から排泄:テオフィリン、ヨウ素、水銀
東京デンタルスクール
薬物の投与量
問題)50パーセント有効量は(ED50 or LD50)
↓分かりにくい内容をしっかり覚えよう
最小有効量:薬物の作用がみられる最小の投与量
最大耐量(極量):中毒症状を示す直前の量
治療係数(安全域)=LD50/ED50 大きいほど安全!
<年齢における薬物投与>
小児:臓器発育などが未熟 体表面積比でもとめるのが理想
Youngの式:12歳で成人の半分
Augsbergerの式:20歳で、60kgで成人
ハーナックの表:7.5歳で半分、3歳で1/3
妊婦:奇形などの恐れがあるので、薬物の特徴をしっかりチェック(コルチゾン:催奇性)
高齢者:腎機能の低下や、皮下脂肪が増えるため脂溶性薬剤が蓄積。投与量を減らす
<受容体>覚えにくい。しっかり覚えよう
α1+α2作動薬 アドレナリン
β1+β2作動薬 イソプロテレノール β1+β2拮抗薬 プロプラノロール
α1作動薬:フェニレフリン α1拮抗薬:プラゾシン
α2作動薬:クロニジン α2拮抗薬:ヨヒンビン
β1作動薬:ドブタミン β2拮抗薬:アテノロール
β2作動薬:サルブタモール β2拮抗薬:ブトキサミン
α1作動薬 血圧上昇
α2作動薬 ノルアドレナリンの遊離を抑制
β1作動薬 心拍出量の増大
β2作動薬 気管支拡張(気管支平滑筋の弛緩)
<アセチルコリン受容体>
問題)悪性高熱症に使用される薬は?
脱分極性遮断薬:スキサメトニウム(サクシニルコリン)
非脱分極性:d-ツボクラリン、ベクロニウム、パンクロニウム
d-ツボクラリンは「クラーレ」として知られる。消化管で分解される
コリンエステラーゼ阻害薬:ネオスチグミン、フィゾスチグミン
コリン作動薬:ピロカルピン
副交感神経遮断薬:アトロピン、スコポラミン(眼が「大きくなる」イメージ)
<ヒスタミン>
H1拮抗薬:マレイン酸クロルフェニラミン
H2拮抗薬:シメチジン、ラニチジン
<GABA受容体>
問題)ベンゾジアゼピン系はどんな薬がある?
GABA作動薬:ベンゾジアゼピン系
ベンゾジアゼピン系:ミダゾラム、ジアゼパム、フルニトラゼパム
<オピオイド受容体>
問題)癌の疼痛緩和では基本概念として(経口 or 注射)による。
μ受容体:モルヒネ、フェンタニル(モルヒネの80倍)
κ受容体:ペンタゾシン
拮抗薬:ナロキソン
<抗生物質とカンジダ>
問題)顎放線菌症の治療薬は何系?
問題)ペニシリン系の副作用は?
問題)光線過敏症、NSAIDs(フェンブフェン等)で副作用は何系?
問題)広域スペクトルの代表的な抗生物質は?
ペニシリン、セフェム系(βラクタム):アナフィラキシーショック、細胞壁破壊
マクロライド系:比較的安全、肝排泄、リボソーム阻害
テトラサイクリン系:広域スペクトル肝排泄、リボ阻害
アミドグリコシド系:内耳性難聴、腎排泄、リボ阻害
クロラムフェニコール:再生不良性貧血、グレイ症候群、肝排泄、リボ阻害
ニューキノロン系:光線過敏症、一部NSAIDsで痙攣、肝腎排泄、DNAジャイレース阻害
<真菌に効く薬>
真菌(カンジダ)→アムホテリシンB、ナイスタチン、~ゾール
<ウイルスに効く薬>
アシクロビル、ガンシクロビル
<抗炎症薬>
ステロイド性:コルチゾン、デキサメタゾン、プレドニゾロン、トリアムシノロン
酸性非ステロイド性:アスピリン、インドメタシン、ジクロフェナク、イブプロフェン
ロクソプロフェン、ピロキシカム、メフェナム酸など
塩基性:非ステロイド性:チアラミド
小児に使用できる:アセトアミノフェン
<法律・管理>
毒薬「黒背景に白字」:毒 他と区別して鍵をかける
劇薬「白背景に赤字」:劇 普通薬と区別して保管
麻薬:麻薬以外と区別しで鍵のかかる重量金庫
東京デンタルスクールは、月曜~金曜。そして
土日も開講している個別指導ですので、東京都内、神奈川、
新潟からは土日に生徒さんなど来校されています。
関東以外からも航空機や新幹線で
ビジネスホテルに泊りがけで受講される生徒さんも
いらっしゃいます。例えば金曜日に東京に来られて、土日に学習を行うということも可能です。
(2013年2月時点:塾長講義のご予約は満席に近い状態
ですのでお時間などはご相談ください)
ご相談などお気軽にお問い合わせください。
医学スクール事務局(東京デンタルスクールとお伝え下さい)
03-6807-1546
(AM10:00~22:00 年中無休・一部不定期休)
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