2013年2月27日水曜日

生体材料・歯科理工 定期テスト・国試で差をつける


生体材料・歯科理工学

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東京デンタルスクール
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東京デンタルスクール 塾長岡田です。

今回のテーマ
「歯科理工 一歩差をつけちゃう内容^0^」

最近お問合せの中で、生体材料・歯科理工学が難しいという
お話をいただきます。

歯科の中で理工学は保存修復学だけに
とどまらず材料学の基礎として非常に重要です。

しかしながら難しいというイメージはどうしても
定着してしまうようです。

ブログの中で今まで何度か扱ってきましたが、
今回は国家試験に出題された中で、
周りと差をつけちゃう内容です!

<テーマ1 接触角>
接触角は103回の国家試験でも出題され、
定期テスト・卒業試験などでも出題されています。

接触角は小さいとぬれ性が良く、逆に大きいと
油みたいなイメージが重要です。
水と陶材の接触角は0度に近いというのが103回でした!

<テーマ2 クロムアレルギー>
103回歯科医師国家試験ではクロムアレルギー
について出題されました。
クロムは磁性合金。ステンレス鋼に含まれることを
知らないと解けないスーパーXでした。
これは難しいですね(>_<;)

<テーマ3 付加型シリコーンゴム印象材>
付加型シリコーン印象材は現在の臨床歯科において
欠かせない材料です。
ベースはポリジメチルシロキサン、キャタリストは塩化白金。
しっかりおぼえよう!

<テーマ4.水分の混入>
水分を混入させると硬化が早まるのは?

ポリサルファイドラバー印象材
酸化亜鉛ユージノールセメントです!

<テーマ5.タイプ4金合金と金銀パラジウム>

タイプ4金合金は金・白金が75%以上、
金銀パラジウムは
金12パーセント以上、銀40パーセント以上、パラジウム20%以上です。

<テーマ6.陶材に含まれるリューサイト>
陶材に含まれるリューサイトの働き。定期試験にも頻出です。
・強度が大きくなる
・熱膨張係数が大きくなる この2つを要チェック!

<テーマ7.義歯用材料>
義歯用材料といえばPMMA(ポリメチルメタクリレート)が
代表ですが、他の材料は?という問題もよく出題されます。
ポリスルホンとポリカーボネート、ポリエーテルサルホンなどもあります。
ポリカーボネートは「射出形成」というキーワードを覚えましょう!

<テーマ8.義歯裏装材>
材料としてアクリルレジン、ポリオレフィン、シリコーンゴムを覚えよう!

<テーマ9.歯科用白金加金線>
矯正やクラスプなどに用いられ、高靱性、時効効果がある!

<テーマ10.カーボランダムポイント>
歯科臨床でよく用いるカーボランダムポイント。
しかし、構造は意外とわからない生徒さんが多いです。
結合剤はセラミック、粒は炭化ケイ素です!

<テーマ11.レジン填入の分離材>
レジン填入の分離材=アルジネート水溶液。しっかり覚えよ^0^

<テーマ12.熱処理>
硬化熱処理:300~400℃で10分以上加熱して炉中にて冷却
軟化熱処理:700~800℃で10分加熱して急冷(伸びるようになる)

<テーマ13.金属の融解>
金属の融解で高温なものは?よく出題されます。
アーク炉と高周波電気炉は2500℃程度まで利用できます。
名前からしてなんかすごそうです(^-^;)


今回は一歩差をつける歯科理工をお届けしてきました!
歯科理工はどうも最初に学習する比例限や応力などから
苦手イメージを持ってしまって後回しになってしまう傾向が
ありますが、保存修復にしても補綴にしても本当に
歯科理工の苦手意識がなくなると理解度が急速アップです。

でも自分ではなかなか勉強するのは困難(>_<;)

どこまで理解すればいいか分からず教科書も読めない。
学校のプリントも・・・膨大過ぎて・・・

東京デンタルスクールでは、個別指導塾にて定期試験・CBT・卒業・国家試験対策に対応。
例えば「歯科理工の基礎を2日で学びたい」などの要望も個別指導ならでわ^0^

土日も開校なので新幹線など遠方からも生徒さんがご来校されますd(^-^)

お気軽にお問い合わせください!
東京デンタルスクールは、月曜~金曜。そして
土日も開講している個別指導ですので、東京都内、神奈川、
新潟からは土日に生徒さんなど来校されています。

関東以外からも航空機や新幹線で
ビジネスホテルに泊りがけで受講される生徒さんも
いらっしゃいます。例えば金曜日に東京に来られて、
土日に学習を行うということも可能です。
(2013年2月時点:塾長講義のご予約は満席に近い状態
ですのでお時間などはご相談ください)

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