2012年9月22日土曜日

肺炎球菌ワクチンセミナーを受講してきました。


肺炎球菌ワクチンセミナー

東京看護国試ゼミナール 東京デンタルスクール

昨日、2012年9月21日(金曜日)に津田ホールで
行われた肺炎球菌セミナーを受講してきました。

今回のセミナーは日本旅行医学会主催で、
肺炎球菌ワクチンの重要性と有効性
(日本医科大学呼吸器内科:服部久弥子 先生)の講義でした。

内容は基礎、疫学から現状まで内容がまとまっていて
分かりやすい講義でした。以下塾長が聞いて勉強になった内容です・。

<塾長メモ>
あくまでメモ書きです^^;

2055年には高齢者率 40パーセントと予想されています。
脳血管障害による死亡率は低下傾向にあるが、
悪性腫瘍、心疾患、そして今回の肺炎の割合による死亡率は増加している。

特に、高齢者での非定型の肺炎や、合併症などが問題になっている。

肺炎と肺炎球菌について
38℃の発熱と、膿性の痰
肺炎球菌の50~60%が常在菌(グラム陽性)
細胞壁の周辺にはポリサッカライドからなる莢膜がある。
血清型は93種類あり、ワクチンは80%以上に対して有効。
一回の接種で抗体は5年以上有効。

近年はペニシリン耐性の肺炎球菌が問題となっている。

高齢者、リスク患者はインフルエンザのワクチンと肺炎球菌ワクチンの併用が重要!

適応は感染しやすく重症化しそうやヒトや、65歳以上の人、
64歳以下の人でも糖尿病や、心不全、肺疾患、COPD、長期入院中などの
患者さんは適応になることがある。

近年では自治体での助成金が増えてきている。

(上記、内容は講義中のメモなので塾長による聞き間違えや
ニュアンスなど内容を保証するものではないので、臨床諸家の方々などは
成書や、信頼できる機関での文書を参考にしてください)


今回の肺炎球菌については、ワクチンの接種率が日本は
欧米に比べて低く、非常に内容について気になるものでした。

肺炎に関しては歯科医師国家試験、看護師国家試験でも
一般医学常識として出題されるので、ぜひ今回の内容も参考にしてください^0^


定期試験前など1か月間だけの受講も可能です。
東京・埼玉・千葉・神奈川・茨城


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