2012年6月12日火曜日

法医学 死因

法医学
~死因 内因死と外因死~

解剖生理学スクール 東京デンタルスクール
歯科医師国家試験、看護学生、医系学生の定期テスト、国家試験対策


今回のテーマは法医学の中の外因死と内因死です。
法医学は裁判医学とも呼ばれ、医学部・歯学部において
講義が行われています。
特に歯科での法医学は法歯学(歯科法医学)と呼ばれています。

法医学教室では歯学部では設置数が少なく、
講座がない場合には外部講師などを招いて行われます。


今回はそんな法医学の世界をのぞいてみましょう。
今回は内因死と外因子です。

死亡原因(死因)としては、外傷や事故などの外因死による
ものか、内因死によるものかという判断は非常に重要です。

医師CBTや国家試験ではこのような問題が出題されています。

問題:突然死の中で外因死の可能性があるものはどれか?

a.脳梗塞
b.肺塞栓症
c.心内膜炎
d.心外膜炎
e.急性心筋梗塞

・・・

答えはbの肺塞栓症です。
つまり、これ以外の場合には基本的には内因死と考えられています。
肺塞栓症では、外傷などによってできた血栓が飛んで、
塞栓の原因になる可能性があります。

外因と内因のどちらでも出現する可能性があるものとしては、
脳内出血、くも膜下出血、脳室内血腫、肺塞栓症などがあります。

(クエスチョンバンクCBT 2011 医師用 メディックメディア社 一部改編、抜粋)

死因をつきとめる死体検案書は医師のみが行うことが出来ます。
死亡診断書は医師及び歯科医師が書くことが出来ます。

今回の内容は、医師国家試験のみ出題される可能性がありますが、
歯科法医学センターなどもあるので、歯科医師や医系学生も知識として
このような学問があるということを知ることは大切です。


法医学
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日本中毒情報センター
法医学講義ノート(関西医大)

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自宅での家庭教師、東京都足立区西新井にある本校舎での
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