2012年6月25日月曜日

ハーバード大学医学部

ハーバードメディカルスクール
~ハーバード大学医学部~

解剖生理学スクール 東京デンタルスクール

今回は、家庭医のニュースなどについてのコメントです。
日本では、専門医教育が進む中、家庭医の
養成を目的とした研修プログラムなどに力を入れてきています。

最近、ジェネラリストと呼ばれるプライマリケアを
見られる家庭医を増やそうという流れになっています。

例えば街中では、医師は内科・循環器科といったように
自由に科目を決定することが出来ます。

そのため、医師によって内科だけを表示していたり、
自信がある医師は多数掲示しています。

日本の医学教育も海外のようにエビデンスに
基づいた教育に移り変わってきています。

世界最高峰の医学部といえば、ハーバード大学医学部、
正確にはハーバードメディカルスクールです。

よく、海外ドラマなどでも憧れの的として出てきます。

今回は日本の教育とアメリカの教育について考えます。
日本では、医学部は大学としての扱いで、
4年生でCBTに合格すると病院実習が始まります。

内容は主に見学が中心となります。
そして、その後は研修医となり専門のローテーションを
重ねていきます。

そのため、例えば肝臓の専門医を取った医師が
開業するときには、患者数などの関係から
内科・消化器科とすることなどがあります。

一方、循環器専門医の場合には内科・循環器科
とするような場合があります。

実際に私の医学学会でお会いした方もこのような
ケースが多かったです。

そうすると、どうしても自分の専門分野に偏って
しまう可能性も否定できません。

ハーバード大学医学部と日本で呼ばれても、海外では
4年制の大学を終了後に入学するので、本では
大学院のような形態です。

そのため、ハーバードメディカルスクールと呼ばれる
ことが多いです。

一般的なアメリカでの教育の場合には、
学生のうちから患者さんに触れる機会が多いと聞きます。

1年生では、多くの患者さんと接点を持ち、2先生では、
多くの患者診療や研究を行っていくということです。

3年生ですでに様々な科のローテーションが行われ、
4年次ではインターンの仕事を行うそうです。

この4年間は給与をもらうことはなく、卒後には
日本より高い給与などが期待できます。

日本でも医師の年収は勤務医で1300万~1500万円、
アルバイトでは8万円/日というのが相場です。

ちなみに歯科医師の場合には勤務医は年収400万、
アルバイトでは2万5000円/日が相場といったように
大きく差が開いています。

このように海外での教育はかなり質の高い講義が
行われています。

日本でもこのような諸外国の流れに沿い、
最近ではエビデンスの高い治療が行われるようになっています。

例としては抗生物質の投与期間。
4週間出す根拠は?静脈注射と経口投与の切り替えのタイミングは?
どの抗生物質が一番効くのか?処方量は?
他に合併する可能性が高い疾患は?その予防は?

といったように過去のケースをカンファレンスして、
より高い医療水準になってきています。

しかし、経験則で行われてきた治療というのもかなり重要です。
この2つを組み合わせた治療が望まれています。

解剖生理学スクール・・・看護師、柔道整復師、理学療法士などの
                方を対象とした家庭教師・個別指導塾

東京看護国試ゼミナール・・・基礎医学・看護師国家試験対策

東京デンタルスクール・・・歯科医師国家試験対策
資料請求もお気軽にお問い合わせください(3スクール共通)
http://medico-school.com/nurse/form.html

国家試験では基礎医学を十分に押さえることが重要で、
基礎医学だけの講義をマスターすれば、そこから自力で
かなり勉強を進めることが出来ます。

また、予備校(足立区西新井)での校舎では、塾長の
個別指導も受けることが出来ます。

1か月だけの短期コースもありますのでお気軽にお問い合わせください。

メディカルセンター事務局
03-5647-6501
(10:00~22:00 年中無休)