2012年6月6日水曜日

歯の解剖学


歯の解剖学 定期試験・定期テスト

東京デンタルスクール

今回は「歯の解剖学」についての勉強です。
医学生・看護学生は少し触れる程度の勉強ですが、
歯学生は当たり前ですが、頭に叩き込む必要があります。

ではさっそく見ていきましょう!!
(一般的な歯根数などを紹介しています。もちろん例外もあります)

東京デンタルスクール
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<永久歯>

上顎第一小臼歯→歯根数2、根管数2。今回治療の際に、
研修医がRCTから根管充填まで行わせてもらうことが
多く2根管、根管数2という数がわかりやすい歯。
介在結節が存在することが多く、国家試験に出る。

上顎第二小臼歯→歯根が1根になるが、根管数は1~2存在する。

上顎第一、二大臼歯→3根、3根管が基本。研修医の頃はかなり
根管を見つけるのに苦戦することもある。
第一大臼歯の斜走隆線は頻出。

下顎第一・第二小臼歯→1根、1根管。下顎第一大臼歯は小臼歯
の中で一番根管が長い

下顎第一大臼歯→歯根数は2で、根管数は2~3根

下顎第二大臼歯→遠心咬頭が焼失し、4根管になる。
歯根数は2で、根管は3根管が多い。


<乳臼歯>

上顎第一乳臼歯→咬頭数は2~4。歯根数は3根で
各根は、大きく離解している。

上顎第二乳臼歯→咬頭数は4で、歯根は3。斜走隆線も頻出。
上顎第一大臼歯に似ている。

下顎第一乳臼歯→咬頭数は4~5.歯根数は2根。

下顎第二乳臼歯→咬頭数は5、歯根は2。下顎第一大臼歯に似ている。


永久歯と乳臼歯は、最初覚えるのはたいへんですが、
第二乳臼歯は永久歯の第一大臼歯に似ているということが覚えるポイント!

次に、国家試験に出るポイントをさらに紹介。

まずは過剰歯。これはどこに出る可能性が高いか問われます。
答えは上顎切歯(正中歯)、上下顎臼歯(臼傍歯、臼後歯)です。

また、逆に欠損歯も頻出です。
欠損歯といえばおなじみ第3大臼歯(通称:親しらず)ですね。
これは上顎のが多いとされています。
また第二小臼歯は下顎で欠損が多く、また、下顎切歯も出ます!

また、歯冠の異常では、歯内歯も定期テストや定期試験に出ます。
これは上顎側切歯に多いとされています。盲孔がはいりこんでみえます。

また、中心結節下顎第二小臼歯ですよね。
臨床で下顎第二小臼歯のう蝕をCRするときなんかは注意が必要です。


今回は、口腔解剖学の中でも特に歯の解剖学を紹介していきました。
少しとっつきにくいですが頑張っていきましょう!

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