2012年5月31日木曜日

白血病

白血病

メディカルスクール
(解剖生理学スクール、東京デンタルスクール)

今回のテーマは白血病(医学)と人工歯(歯学)について
ミニ講義を行っていきます。

このブログも1か月で2000人くらいの人が見られていて、
医師、歯科医師、看護師、薬剤師、柔道整復師などの
方などにみられていて少し嬉しいです。

まずは白血病からいってみましょー!

白血病は「血液のがん」ともいわれます。
正常に機能しない未熟な白血球がふえてきます。

そのため、例えば正常値が4500~7000くらいの
白血球数が1万になり、
増えたからといって免疫が十分ではないわけです。

症状は様々ですが、国家試験の時は以下のように考えて覚えます。

赤血球→貧血
白血球→易感染性(感染しやすいってことです)
血小板→出血傾向

白血病の確定診断は骨髄穿刺(マルク)で芽球の確認を行います
成人では胸骨、小児では腸骨で検査を行います。
場所に関しては歯科医師国家試験ではあまりでないかもしれませんが、
看護師国家試験などでは覚えておく必要があります。

白血病は様々な型がありますが、よくみられるものとしては

小児→急性リンパ性白血病(ALL)
成人→慢性骨髄性白血病(CML)

です。これも定期テストなどでは頻出です。

腰痛穿刺では左右の腸骨陵を結んだヤコビー線(有名です!)
がベッドに垂直になるように調整します。
終わったら頭蓋内圧を保つために1~2時間は水平臥床します。

白血病に関して歯科治療などするときにはコントロール
状態を十分に確認します。
寛解期には歯科処置は内容や侵襲程度によって可能な場合があります。

白血病に関しては様々な国家試験で問われますので、
成書なども参考にここからどんどん知識を肉付けしていきましょう!!

今回の内容は魚で言えば

背骨

です。ここからが勝負です。

次に歯科の内容で人工歯についてです。
義歯の人工歯にはレジン歯、陶歯があります(他にもあります)
歯科医師国家試験ではこの特徴について聞かれます。
ポイントは長所は短所でもあるということです。

レジン歯の特徴
特徴はなんといっても咬合調整がしやすいということです
これは診療していくにあたってかなり重要なんですね。
でも、長所は短所にもなりえます。
つまり、
咬耗や摩耗はしやすいということです。
また、義歯床と化学的に結合するので取れにくいです。
同じ材料や似た材料はくっつきやすいんですね!(似た者同士)

陶歯の特徴
陶歯の特徴は見た目が良く(審美性)、固い材料なので
咬耗が少ないので顎位を長期間にわたって保つことが出来ます
しかし、逆に咬合調整が困難で、対合歯が金属の場合には不適です。
理由は割れてしまうからです(食器と金属をぶつけてるイメージ)
また、咬合音もあります。極端な話、食器をイメージすればいいですね。

これらは、どちらがいいということではありません。
患者さんのニーズ。何を重要視するのか。
そして、顎位を保ったほうがいいのか、それとも不安定な場合に使う
のかなど様々な要因が関係しています。

学生が覚えることは、基本の特徴からです!
教科書を開くとさらに他にも特徴などが出ています。
マイナーな部分もしっかり覚えていきましょう。


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