2017年2月11日土曜日

WHITE CROSS 歯科医療人紹介 岡田優一郎


歯学部1年生から6年生の進級・CBT・歯科医師国家試験
対策のマンツーマン個別指導 東京デンタルスクールです。












この度、東京デンタルスクール 代表の岡田優一郎が、
日経デジタルヘルスでも選ばれた歯科医療サイト
WHITE CROSS様の第一線で論文や学会発表など
情報発信、活躍している歯科医師の一覧である、
歯科医療人紹介に登録のご掲載を頂きました。
(WHITE CROSS様 https://www.whitecross.co.jp/

当スクールでは日本全国より口コミでご来校を頂き、
全国歯科大学や全国講演などの機会を頂いてまいりました。

今後とも東京デンタルスクールでは代表の岡田をはじめ、
講師一同、切磋琢磨して参ります。




















東京デンタルスクール 塾長
日本アンチエイジング歯科学会 理事
岡田優一郎



















平成21年 日本大学松戸歯学部卒業
             歯科医師・学部長賞受賞
         日本救急学会 ICLSプロバイダー

平成29年 日本アンチエイジング歯科学会 理事

  ~略歴~
 日本大学第一高等学校入学 (学校長特別推薦)
 日本大学松戸歯学部入学  (学校長特別推薦)
 日本大学松戸歯学部卒業  (学部長賞 受賞)

執筆書籍 歯科ナビ



 










全国書店・アマゾンにて発売中。
取次:鍬谷書店



 














2017年2月10日金曜日

日本大学松戸歯学部 講義 東京デンタルスクールCBT対策


歯学部1年~6年生の現役生や留年生、
国浪生の進級、CBT、歯科医師国家試験
対策のマンツーマン個別指導,集団授業

東京デンタルスクール 

塾長の岡田です。

2017年1月の日本大学松戸歯学部の
4年生を対象にCBT対策授業を行わせて
頂き、アンケート結果の集計が届きました。

133名の受講の皆様誠にありがとうございました。




総合評価で最高の評価を101名の方に頂き、
4以上の評価は127名/133名と光栄な結果を頂きました。

皆様熱心にCBT対策講義を受講いただいていた姿が印象的でした。

今後とも講師一同全力で取り組んで参ります。

東京デンタルスクール
秋葉原教室(東京)、綾瀬教室(東京)

東京デンタルスクール事務局
03-6802-5260
(AM10:00-PM23:00)


2017年2月7日火曜日

歯学教育 コホート研究、DNA、歯の漂白


歯学部1年~6年生の進級、CBT、国試対策の
マンツーマン個別指導。
東京デンタルスクール 塾長 岡田優一郎です。

1年生~6年生の歯学部の進級、CBT、
歯科医師国家試験対策に役立つ無料メールマガジンの最新号をお届けです。

よろしくお願いします!

こんにちは!東京デンタルスクール 
教務主任の岩脇 清一です。 

ついに、購読者数が200人を突破しました!

これもひとえに購読いただいている皆さんのおかげです。
ありがとうございます。

東京デンタルスクールメールマガジン購読
http://www.mag2.com/m/0001494170.html



当スクールでは、進級、CBT、
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1.イオンチャネルを内蔵するのはどれか。すべて選べ。(薬理学)

a α受容体
b ニコチン受容体
c GABA受容体
d ムスカリン受容体
e ヒスタミンH1受容体 

解答:b,c

解説:薬理学から、受容体に関する出題です。
第109回国家試験で出題され、今年進級試験などで出題されやすい部分であると
考えられます。確実に修得しておきましょう。

~受容体~

イオンチャネル内蔵型受容体

→ニコチン性Ach受容体(Na+)GABA受容体(Cl-)NMDA受容体

Gタンパク共役受容体
→ムスカリン性アセチルコリン受容体
→アドレナリン受容体(αβ)、ヒスタミン受容体、オピオイド受容体

酵素活性型(チロシンキナーゼ)受容体
→インスリン受容体

細胞内受容体
→ステロイドホルモン受容体、甲状腺ホルモン受容体、ビタミンD受容体



2.コホート研究と比較した患者対照研究の特徴はどれか。すべて選べ。(衛生)

a コストが大きい。
b 前向き研究である。
c 相対危険度が計算できる。
d 情報にバイアスが生じやすい。
e 発病率の低い疾患に適する。

解答:d,e
解説:衛生から患者対照研究・
コホート研究についての出題です。
この辺は最後の最後まで暗記を引っ張る学生
さんも多々いらっしゃることでしょう。
これを機に押さえましょう。

症例対照研究(後ろ向き研究)
・時間とコストが少なくて済む
・情報の信頼度が低い(バイアスが大きい)
・まれな疾患の研究に適する
・相対危険度、寄与危険度は計算できない(オッズ比で代用)

コホート研究(基本的に前向き研究)
・時間とコストがかかる(追跡調査の必要性あり)
・情報の信頼度が高い
・相対危険度、寄与危険度を直接計算できる

「現在から過去を評価する」のが後ろ向き研究、
「ある時点から未来を評価する」のが前向き研究です。
皆さん!今のうちからしっかりと理解しておきましょう。

3.DNAの合成で正しいのはどれか。すべて選べ。(生化学)

a DNAの複製は3‘から5’の方向へ進む。
b DNAポリメラーゼはDNAの二本鎖をほどく。
c 岡崎フラグメントはリーディング鎖に存在する。
d DNAリガーゼは岡崎フラグメントをつなぎ合わせる。
e 制限酵素はDNAの塩基配列を非特異的に認識し切断する。

解答:d

解説:生化学からDNA合成についての問題です。
特に2,3年生の進級試験や定期試験で狙われやすいところです。
頑張って理解しましょう!

~DNAの合成~(複製は5‘から3’の方向へ進む)
DNAヘリカーゼ:DNAの二本鎖をほどく
DNAポリメラーゼ:一本のDNA鎖を鋳型とし、
それに相補的な塩基配列を持つDNA鎖を合成する酵素。
岡崎フラグメント:ラギング鎖において形成される断片的なDNA鎖。
DNAリガーゼ:岡崎フラグメントをつなぎ合わせる酵素。
トポイソメラーゼ:合成されたDNAにらせん構造を与える.
PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)ではDNAリガーゼは不要である。
制限酵素:DNAの塩基配列を特異的に認識して切断(切断する場所が決まっています。)

少し大変ですが、気合入れて覚えてしまいましょう。

ラストです。

4.漂白法で正しいのはどれか。すべて選べ。(歯内療法)

a ウォーキングブリーチ法は失活歯に用いる。
b ホームブリーチ法では外部吸収のリスクが高い。
c オフィスブリーチ法では10%過酸化尿素を用いる。
d ホームブリーチ法では過ホウ酸ナトリウムを用いる。
e ウォーキングブリーチ法を行う歯は緊密な根管充填が必要である。

解答:a,e
解説:歯内療法学より、歯の漂白法についての出題です。
保存修復でも出題でき、CBTなどでも格好のネタとなります。
確実に理解しましょう。

~漂白法~
失活歯:ウォーキングブリーチ法(過ホウ酸Naと30%過酸化水素水)、
外部吸収のリスク
緊密な根管充填、封鎖が必要。金属性物質による変化には用いない。

生活歯:
ホフィスブリーチ法:30%過酸化水素水、紫外線
ホームブリーチ法:10~20%過酸化尿素+専用トレー 知覚過敏のリスク
歯の亀裂がみられる場合には用いない。


いかがでしたでしょうか?
東京デンタルスクールでは、
大学1年~国浪生までの定期試験・CBT・
国家試験対策を家庭教師・個別指導の両方のかたちで
行っています。
ぜひお気軽にお問い合わせ・ご相談ください。

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[ご注意]
内容に関しては、免責事項となります。
各自成書でご確認ください。

執筆
東京デンタルスクール 教務主任
岩脇 清一

監修
東京デンタルスクール 塾長
岡田 優一郎

2017年1月31日火曜日

進級、歯科国試対策

約200名の歯学生が購読している

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こんにちは!東京デンタルスクール 
教務主任の岩脇 清一です。 
今年も何卒よろしくお願い致します。
定期試験・CBT・歯科医師国家試験
対策無料メールマガジン第43回目!

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今回は、皆さんが後回しにしそうな範囲をあえて扱います。
国家試験対策でこのメルマガを購読している方は余裕をもって解いてください。
(間違えたらこっそり覚えましょう。見直す最後のチャンスです。)

1.細菌の内毒素の特徴はどれか。すべて選べ。(微生物学)
a リポ多糖である。 
b トキソイド化が可能である。
c 外毒素と比較し毒性が強い。
d 補体を活性化する作用を持つ。
e グラム陰性菌の細胞壁に存在する。 

解答:a,,d,e

解説:微生物学から、細菌の内毒素に関する出題です。
内毒素・外毒素の比較に関しては、
卒業試験などで出題されやすい部分です。早い段階で修得しておきましょう。


~外毒素VS内毒素~
・成分 内毒素:リポ多糖(=LPS) 外毒素:タンパク質
・毒性 外毒素の方が強い
・熱抵抗性 内毒素:強い 外毒素:弱い(エンテロトキシンは耐熱性)
・生物活性 内毒素:補体活性化、骨吸収作用、
発熱作用(菌種により、生物活性に違いはない)
        外毒素:神経、腸管、細胞、赤血球、
白血球などに作用(生物活性は異なる)
・トキソイド化 内毒素:不可能 外毒素:可能

内毒素に関しては、他に

宿主の受容体(Toll like受容体)に作用する
グラム陰性菌の細胞壁に存在する
中心活性はリピドAである といったことを押さえておきましょう。


2.全部床義歯に付与される咬合様式で適切なものはどれか。すべて選べ。(全部床)


a グループファンクション
b モノプレーンオクルージョン
c リンガライズドオクルージョン
d フルバランスドオクルージョン
e カスピッドプロテクティッドオクルージョン

解答:b,c,d


解説:総義歯から咬合についての出題です。
この辺は理解が中途半端な学生さんも多々いらっしゃるかと思います。
これを機に押さえましょう。

~咬合の種類~

天然歯、クラウンブリッジ等の咬合様式
・グループファンクションルージョン(非作業側の臼歯離開)
・カスピッドプロテクティッドオクルージョン(犬歯誘導)
(天然歯の理想的な咬合の一つと考えられ、側方運動で作業側犬歯のみ接触)

総義歯に用いられる咬合様式

・フルバランスドオクルージョン(側方運動時にすべての歯が接触)
・リンガライズドオクルージョン(パウンドラインを参考に排列される、舌側咬頭のみ接触)
・モノプレーンオクルージョン(バランシングランプが付与される、無咬頭歯を用いる)

低学年の皆さん!今のうちからしっかりと理解しておきましょう。

次いきましょう。
3.偶発症とその治療薬の組合せで正しいのはどれか。1つ選べ。(麻酔)

a 低血糖発作───────インスリン
b 過換気症候群──────エフェドリン
c 局所麻酔薬中毒─────リドカイン
d メトヘモグロビン血症────メチレンブルー
e アナフィラキシーショック───-アトロピン

解答:d

解説:歯科麻酔から偶発症と使用する
薬剤についての問題です。

近年難易度を増す国家試験。その中でも、
特に麻酔の難易度は急上昇しています。
実際に歯科医師になった際に経験する可能性もありますので、
麻酔を学習した学生さん、ここは必須ですよ!

~主な偶発症とその治療法~
血管迷走神経反射
血圧低下・脈拍数低下(徐脈)、悪心・嘔吐、冷汗、意識消失
治療法:下肢挙上(トレンデンブルグ体位はダメ)、
状況により酸素、アトロピン、エフェドリン投与

アナフィラキシーショック

血圧低下・脈拍数上昇(頻脈)・蕁麻疹・腹痛・下痢・嘔吐
治療法:気道確保・酸素吸入・アドレナリン投与を優先し、必要に応じてステロイド、抗ヒスタミン薬投与

過換気症候群(第10部 3問目も併せて参照のこと。)
呼吸性アルカローシス、低カルシウム血症、腹部膨満感
治療法:ジアゼパム、バックなどによる呼気の再呼吸、息こらえ

低血糖発作

血糖低下により発汗、顔面蒼白、意識レベル低下、けいれん
治療法:ブドウ糖などの投与により、速やかに血糖値を上げる(インスリンは下げてしまうので禁忌)

<局所麻酔薬中毒>

局所麻酔薬の急激な血中濃度上昇。初期では痙攣、多弁など
治療法:気道確保、酸素投与、痙攣が起きていれば
ジアゼパムなどの抗けいれん作用を持つ薬剤を投与

メトヘモグロビン血症
プロピトカインの過量投与による。チアノーゼなど
治療法:メチレンブルーの投与

4問目!これがラストです。

4.延髄に中枢が存在するのはどれか。すべて選べ。(生理学)

a 味 覚
b 呼 吸
c 飲 水
d 唾液分泌 
e 体温調節

解答:a,b,d

解説:生理学より、中枢についての出題です。
生理学ではかなり重要な分野ですが、後回しになりがちな部分ではないでしょうか。
確実に理解しましょう。

~延髄が中枢となるもの~
呼吸、循環(血管運動中枢)、吸綴、咀嚼、嚥下、嘔吐、味覚

~視床下部が中枢となるもの~
体温、摂食中枢・飲水中枢、血糖値、浸透圧、概日リズムの調節

生理学に限らず、基礎教科は早い段階から苦手意識を取り払っておきましょう。

いかがでしたでしょうか?
東京デンタルスクールでは、大学1年~
国浪生までの定期試験・CBT・国家試験対策を家庭教師・個別指導の
両方のかたちで行っています。
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また、ホームページ内の資料フォームからもお問い合わせいただけます。
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執筆
東京デンタルスクール 教務主任
岩脇 清一

監修
東京デンタルスクール 塾長
岡田 優一郎



2017年1月28日土曜日

2017年1月28日 エルフィーミーナ舞踏会4回目 リーガロイヤルホテル東京


医学生、歯学生、薬学生、獣医学生や
様々な医系学生の国家試験対策を行う
東京メディカルスクール 代表の岡田です。



2017年1月28日 











エルフィーミーナ舞踏会 4回目
in リーガロイヤルホテル東京


にて行われ、
東京メディカルスクールでは協賛をさせて頂きました。























100名近くの来場者の中、様々な演奏や
舞踏会、様々な協賛会社様が訪れておりました。



















舞踏会はヨーロッパを中心に
社交場として発展を遂げました。

私自身もスクールのご紹介をさせて頂く機会を頂き、
慣れていないタキシード姿ですが、
有意義に楽しませて頂きました(^-^)


^















私は右下二段目中央右です ^^;  笑











::








<エルフィーミーナ 公式ホームページ>

舞踏会 Elfi Mina 4回目 
協賛 東京メディカルスクール

http://elfi-mina.net/


2017年1月26日木曜日

臨床検査技師 定期試験対策、国家試験対策


こんにちは!東京メディカルスクールです。 

当スクールでは医歯薬学生の他
臨床検査技師を目指す目指す学生様など
全国よりご来校を頂いております。

今回は臨床検査技師国家試験対策の
無料メールマガジンよりご紹介をしていきます。


臨床検査国家試験 購読
http://www.mag2.com/m/0001675047.html



定期試験・臨床検査技師国家
試験対策無料メールマガジン、第12回目です。

第12回目は前回に引き続き、基礎的な知識を応用した問題、
模擬試験や国家試験に出題されるような問題を作成しました。
低学年の皆さんも、トライしてみましょう。
高学年の皆さんは、全問解答できるのではないでしょうか
問題は全部で5問あります。さっそく始めましょう!
それでは、1問目です

【問題1】ビウレット反応に関与するのはどれか。(化学分析検査学)
(1)カルシウム
(2)マグネシウム
(3)銅
(4)鉄
(5)亜鉛



解答:3



解説:化学分析検査学(臨床化学)からタンパク質の
測定方法であるビウレット法に関する問題です。
模擬試験や国家試験にも出題されやすい測定法の一つですので、
おさえておきましょう。
血清(血漿)中の総タンパクの測定法には、

・窒素量から測定する方法
・屈折計法
・ビウレット法がある。

ビウレット反応
とは、アルカリ溶液中でタンパク中の
4個のペプチド結合(-CO-NH-)が2価の銅(Cu2+)と錯塩を形成し
紫紅色に発色する反応である。

ビウレット法はタンパク質の測定に多く用いられています。
この問題を落とすのはもったいないですので、反応原理をよく理解しておきましょう。

次の問題に行きましょう!

【問題2】染色体検査で染色体の観察・写真撮影に
蛍光顕微鏡を用いるのはどれか。2つ選べ。

(1)NOR染色法(Ag-NOR法)
(2)G分染法(GTG)
(3)R分染法(RBG)
(4)DA-DAPI染色法
(5)Q分染法(QFQ)


解答:4、5
解説:染色体検査に関する問題です。
過去の模擬試験・国家試験でも染色体検査について出題されたことがあります。
多少難易度が高い問題ですが、トライしてみましょう。

×(1)誤り。NOR染色法(Ag-NOR法):核小体形成部位にある
rRNA遺伝子の存在部分を特異的に染め出す。
D/G群染色体のサテライトストーク部分を濃染する。写真装置を装備した光学顕微鏡を用いて観察・写真撮影を行う。
×(2)誤り。G分染法:バンドパターンの詳細な検討が可能なことから、最も一般的に用いられている方法である。
A-T優位部が濃染して観察される。
写真装置を装備した光学顕微鏡を用いて、モノクロ写真にする。
また、コントラストをつけるためにグリーンフィルタをセットし撮影する。
×(3)R分染法:Gバンドと逆(Reverse)の濃淡を示す。G-C優位部分が濃染される。
この方法により、後期複製される不活化X染色体を識別することもできる。写真装置を装備した光学顕微鏡を用いて観察・写真撮影を行う。
○(4)DA-DAPI染色法:1/9/16番及びY染色体のC-バンド領域と15番染色体短腕とを特異的に染める。
ヘテロクロマチン領域の確認のほか、15番染色体短腕の関係した構造異常(i(15q)など)の同定に用いられる。
蛍光顕微鏡で観察する。UV励起を使用する。
○(5)Q分染法:G分染法とほぼ同様のパターンとしてA-T優位部が蛍光バンドとして観察される。異型性の解析に有用である。
特にY染色体の長腕のヘテロクロマチン領域が強い蛍光で観察される。蛍光顕微鏡で観察する。BV、B励起のいずれかをセットする。

各染色法のすべてを覚えるのは難しいと思います。
その染色で何が染め出されるのか?観察に必要な機器は何か?
を覚えておくと解答に結びつけることができるのではないかと思います。

続いて、3問目です。

【問題3】65歳女性。発熱と咳を主訴に来院した。
1~2週間前に旅行に出かけた際に温泉を利用していることがわかっている。
患者の検査材料として、尿及び喀痰が提出された。微生物の特徴と生化学性状を次に示す。原因菌として考えられるのはどれか。
(微生物検査学)
・特徴:喀痰を好気的環境下(35℃)で培養したところ
WYO培地に発育した。通常のグラム染色を行ったが染色性が悪かった。
・生化学性状:カタラーゼ反応(-)、糖分解能(酸酸性;-)、ゼ
ラチン液化試験(+)、馬尿酸加水分解能(+)、
βラクタマーゼ産生(+)
(1)Actinomyces israelii
(2)Capnocytophaga canimorsus
(3)Legionella pneumophila
(4)Bordetella pertussiss
(5)Legionella micdadei

解答:3
解説:微生物検査学から微生物の特徴と生化学性状から原因菌を推定する問題です。
まず、患者は発熱と咳を主訴にしており、直近で温泉施設を利用している。年齢的にも比較的高齢の部類に属することから、普通感冒(いわゆる風邪)やインフルエンザ感染症の可能性以外にも、市中肺炎や日和見感染の原因となる細菌の可能性も考えたい。
次に、検査材料として尿及び喀痰が提出されている。喀痰を好気的環境下(35℃)で培養したところ選択分離培地であるWYO培地に発育したとある。また、グラム染色性も良好ではない。
ここまでを踏まえ、原因菌について検討する。
(1)Actinomyces israelii:ヒトの口腔内や咽頭、扁桃に常在し内因性感染を起こす。アクチノミセス症(放線菌症)を起こす原因菌であることが知られている。微好気性ないし偏性嫌気性であるが、偏性嫌気性菌として取り扱われることが多い。培養にはチオグレート培地やブレインハート・インフュージョン培地、嫌気性菌用培地を用いる。10%CO2の添加で発育が促進される。
(2)Capnocytophaga canimorsus:ヒトの口腔内常在菌であり、喀痰や髄液、羊水、女性性器などから分離される。免疫機能が低下したヒトに日和見感染症としての菌血症や歯周囲炎、口腔内感染を起こす。培養には血液寒天培地やサイヤー・マーチン寒天培地に発育する。
(3)Legionella pneumophila:ヒトに対しては肺炎や発熱を主徴とするポンティアック熱を引き起こす原因菌である。本菌の分布の特徴として、自然界だけでなく、一般の建物の冷却用水や給水・給湯系、加湿器、噴水、温泉などの水環境にも生息可能である。各種細菌用培地には全く発育せず、B-CYEα寒天培地やWYO培地が利用される。
(4)Bordetella pertussiss:百日咳(whooping coigh)の原因菌で、気道を介して感染する。本菌の培養にはボルデー・ジャンク(Bordet-Gengou)培地が用いられる。
(5)Legionella micdadei:Legionella pneumophilaに同じ。
このことから、解答は(3)または(5)に絞られる。
次に、L.pneumophilaとL.micdadeiの違いを生化学性状から検討する。多くの生化学性状で両者は一致するが、自発蛍光・ゼラチン液化試験・βラクタマーゼ産生の点で異なる。L.pneumophilaは自発蛍光で暗黄色を示し、ゼラチン液化試験(+)、βラクタマーゼ(+)であるのに対してL.micdadeiはこれらすべてが(-)である。
以上のことから、解答は(3)となる。

こうした問題の多くはその文章中に解答に
結びつくキーワードが散りばめられています。
それらを上手く整理して解答に結びつけていきましょう。

あと2問です。頑張りましょう!
【問題4】ヒトDNAの抽出法について誤っているのはどれか。(遺伝子検査学)

(1)パラフィン標本はサザンハイブリダイゼーション法では解析できない。
(2)血液材料からの細胞分離に用いる抗凝固剤は、EDTA-2Naよりもヘパリンが適する。
(3)骨髄液からの細胞分離には、ライジング溶液で赤血球を溶血させる。
(4)DNAがごく微量の場合には、フェノール・クロロホルム法が適する。
(5)フェノール・クロロホルム法は陽イオン界面活性剤を用いた抽出方法より操作が簡便である。

解答:2、5

解説:遺伝子検査学からDNAの抽出に関する問題です。
最近では遺伝子検査に関する問題もいくつか出題されるようになりました。
検査技術が発展するにしたがって今後も問題数が増えていくと思われます。

○(1)正しい。パラフィン標本はDNAが分解しているため、サザンハイブリダイゼーション法では解析できないが、
PCRで増幅して解析できる場合がある。パラフィン標本からのDNA抽出には、タンパク質吸着樹脂を用いた方法が有用である。
×(2)誤り。検査材料が血液の場合は、採取時の抗凝固剤としてEDTA-2Na(3Na、2Kまたは3K)あるいはクエン酸ナトリウムを使用する。ヘパリンの場合でもDNAの抽出は可能であるが、PCRで増幅不良になったり、稀に制限酵素で消化されないケースがあるため、適さない。
○(3)正しい。骨髄液の場合は、5~10倍量のPBS(-)を加えて細胞を洗浄し、1,800rpmで10分間遠心して上清を捨てる。ライジング溶液(1,000mL当たり8.26mg塩化アンモニウム、1.0g重炭酸カリおよび37mgEDTA-4Naを含む水溶液)5mLを加えて赤血球を溶血させる。
○(4)正しい。検査材料中のDNA量がごく微量しか存在しない場合には、試薬量と検体中のDNA濃度とのバランスが合わず、回収率が低くなることがある。また、血液中の白血球数が極端に少ない場合にはDNAが回収されないこともある。この場合には、タンパク質分解酵素と有機溶媒を用いたフェノール・クロロホルム法が有用である。
×(5)誤り。フェノール・クロロホルム法は、多くの種類の検査材料に適し、回収率と純度が安定している。しかし、操作が繁雑なこと、腐食性有機溶剤を必要とする難点がある。検査材料中の細胞数がある程度一定である場合には、簡便な陽イオン界面活性剤を用いた抽出方法を用いることができる

遺伝子検査のなかでもDNAの抽出は基礎的操作です。基礎な内容を問う問題は点数に結びつけてほしいところです。

次で最後の問題です。

【問題5】病理検査に用いる染色液の組成と染色結果を次に示す。
考えられる染色方法はどれか。(病理検査学)

染色液:
・フェノールコンゴーレッド液(原液:コンゴーレッド0.2g,脱イオン水100mL)
・アンモニア・アルコール(20%エチルアルコール,28%アンモニア水0.1mL)
染色結果:
・目的物質は澄赤色に染色された。
・偏光顕微鏡下では黄色偏光性が認められた。
・弾性線維、膠原線維との共染は認めなかった。

(1)マッソン・トリクローム染色
(2)キンヨン染色
(3)ズダンIII染色
(4)アミロイド染色
(5)ワイゲルト染色

解答:4
解説:病理検査学から染色液と染色結果から染色方法を問う問題です。この形式では国家試験には出題されたことはありませんが、
病理検査に用いられる染色法にはそれぞれ特徴があります。このような形式で出題されても対応できるようにしておくことも必要です。
×(1)誤り。マッソン・トリクローム染色は、結合組織中の弾性繊維・膠原繊維・細網繊維を染色する。本法の特徴は鉄ヘマトキシリンで細胞核を黒紫色に染め出すことができる点である。用いる染色液は、ワイゲルトの鉄ヘマトキシリン、0.5%オレンジG液、ポンソー,キシリジン酸フクシン液、アニリンブルー液である。
×(2)誤り。キンヨン染色は結核菌をはじめとする抗酸菌の染色法である。これらが赤色に染色される。染色液は、キンヨン液(塩基性フクシン,フェノール,95%アルコール,脱イオン水,タージトール)、1%塩酸アルコールを用いる。
×(3)誤り。ズダンIII染色は組織内の中性脂肪の染色法である。組織中の脂肪滴が黄色から赤色に染まる。ズダンIII70%アルコール飽和液を用いて染色する。
○(4)正しい。アミロイド染色には、フェノールコンゴーレッド液(原液)とアンモニア・アルコールを用いる。組織中のアミロイドは、澄赤色に染色される。偏光顕微鏡下では黄色偏光性を示す。アミロイド物質の種類による染色性の相違は認められない。
×(5)誤り。ワイゲルト染色は、弾性繊維の選択的染色法である。膠原繊維を染色するワンギーソン染色と組み合わせても使用される。弾性繊維が特異的に黒紫に染色され、他の組織部分は薄い赤色に染め出される。染色液として、ワイゲルト染色液(A液:塩基性フクシン5.0g,レゾルシン10g,脱イオン水500mL・B液:塩化第2鉄4g,脱イオン水20mL)、ケルンエヒテロート液(5%硫酸アルミニウム液100mL,ケルンエヒテロート0.1g)を用いる。

出題形式としては珍しい部類に入るのではないでしょうか。しかしながら、問題の難易度としてはそれほど難しくはありません。出題形式を変えられても解答が導き出せるようにしておきましょう。

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2017年1月23日月曜日

蝶形骨、骨切り術、応力ひずみ曲線 歯学教育


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1.蝶形骨に存在するのはどれか。すべて選べ。(解剖学)

a 正円孔
b 卵円孔
c 翼突窩
d 下垂体窩
e 翼突筋窩 


解答:a,b,c,d


解説:解剖学から、骨学に関する出題です。
構造物と存在する骨に関しては、卒業試験などで出題されやすく、
ぜひとも修得しておきたいところです。


~蝶形骨に存在するもの~

・正円孔、卵円孔
・視神経管
・上眼窩裂(下眼窩裂は蝶形骨と上顎骨の境界)
・翼突窩(翼状突起部)、翼突鈎
・下垂体窩
・翼突管

翼突筋窩は、下顎骨に存在します。(外側翼突筋の停止部)


次いきましょう。


2.下顎前方歯槽骨切り術はどれか。1つ選べ。(口腔外科)


a  Kole法
b  Dingman法
c  Robinson法
d  Obwegezer-Dal Pont法
e  Wussmnud-Wunderer法

解答:a

解説:口腔外科から骨切り法についての出題です。
109回では、口唇裂の手術法が出題されていました。
進級試験を中心に出題されている分野ですが、
国家試験でも狙われてもおかしくないでしょう。

~各種骨切り法~

Obwegeser-Dal Pont法:下顎枝矢状分割術。
広い面積、残存歯に影響を与えない、適応症が広い
Robinson法:下顎枝垂直骨切り術
Kostekka法:下顎枝水平骨切り術
Dingman法:下顎骨骨体一部切除術
Wassmund-Wunderer法:上顎前方歯槽骨切り術
Kole法:下顎前方歯槽部骨切り術

より突っ込んだ知識が要求されます。その点もしっかりとつかんでおきましょう。

次いきましょう。

3.弾性限の説明について正しいのはどれか。1つ選べ。(理工)

a 0.2%の永久変形を示す応力
b 物質が永久変形し始める応力
c 破断するまでの最も大きな応力
d フックの法則が成立する最大の応力
e 応力を取り除くとひずみが0になる最大の応力


解答:e


解説:歯科理工から応力・ひずみ曲線についての問題です。
この辺りは試験でよく狙われますが、学年問わず丸暗記で
乗り切ってきてしまった人も多いのではないでしょうか。
必修で狙われる可能性があるので押さえておきましょう。


~応力・ひずみ曲線~

比例限:フックの法則が成り立つ限界の応力。
弾性限:応力を取り除くと、元の寸法に戻る限界の応力。
弾性エネルギー(レジリエンス):応力・ひずみ曲線上で、弾性限までの面積
降伏点:伸び始めるところ。(実測が可能)
最大強さ:破断するまでのもっとも大きな応力。
破断点:材料が破断したときの応力。
靱性(タフネス):破断点までの面積。
耐力:0.2%の永久変形の応力。(降伏点が不明瞭な材料で用いる)
弾性係数:応力・ひずみ曲線の直線部の傾き。大きいほどその物質は変形させにくい。
引張強さ:ひずみの測定なしで求めることが出来る。

応力・ひずみ曲線は苦手な学生さんも多いと思われるので、これを機にマスターしましょう。

4問目!これがラストです。

4.健康増進法が根拠法となるのはどれか。すべて選べ。(衛生学)


a がん検診
b 骨粗鬆症健診
c 特定健康診査
d 歯周疾患健診 
e 肝炎ウイルス健診

解答:a,b,d,e

解説:衛生学より、健康増進法についての出題です。
改正が取りざたされていますが、もともと頻出の分野です。
確実に理解しましょう。

~健康増進法~


・受動喫煙の防止(ある時期から駅のホームが全面禁煙になったのはこのためです。)
・特定給食施設
・国民健康・栄養調査の実施
・特定保健用食品(食品衛生法も根拠法となる)、特定用途用食品の指定
・健康手帳の交付、
・健康教育、健康相談、訪問指導
・検診(がん、骨粗鬆症、肝炎、歯周疾患:CPIを用いる)
特定健康診査は、「高齢者の医療の確保に関する法律」が根拠となります。

衛生は皆さん後回しにしがちな教科です。
早い段階から、苦手意識を取り払っておきましょう。
いかがでしたでしょうか?
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執筆
東京デンタルスクール 教務主任
岩脇 清一

監修
東京デンタルスクール 塾長
岡田 優一郎